産直活動の始まりから、未来へ 志を継ぐ ー2000年代ー

生協の求心力は産直にある

2000年は、産直未来プロジェクトの提言を踏まえた産直推進本部の設立で幕をあけた。旬菜市場、農業技術の向上、生産データ追跡システムの導入、コープ記帳システム。次々と新しい取り組みが始まり、産直を事業の面でも運動の面でも牽引している。これら時代の要請に添って打ち出した戦略で競争に打ち勝つ。いまはその途上である。

第7回
これからは県内自給率の向上が大きなテーマ

小野

 最近知ったことなんですが、生協と取引している農協管内の養豚農家の多くが、産直生産者なんです。後継者がちゃんと育っているのも、産直生産者。野菜も同じで、野菜づくりの後継者がいるところを見ると、産直をやっている。
 農家にとって産直は将来の展望が持てる場所なんですね。
 その夢をもっと大きくするために、我々は何をすべきか。目先のことだけじゃなく、つねに夢を持って生産者と生協がウィン・ウィンの関係を築くことが大事だと思います。

荻原

 みやぎ生協としては、県内自給率を目標化することが、今後必要になってくる。
 産直品を核に東北全体を視野に入れてできるだけ地場産の扱いを増やす、取引先にも地場産の原料を増やしてくださいとお願いする。あるいはフードマイレージのような指標も持って、具体的な目標を掲げ、取り組んでいく。
 今後は、それが大きなテーマになるんじゃないかと思っています。

目次

第1回
生産者との関係がゆれた90年代後半
第2回
産直の原点をもう一度確認しよう
第3回
産直推進本部の設立
第4回
産直野菜をシャキッと立ち直らせた「旬菜市場」
第5回
生協単独の農業技術指導員
第6回
インターネットを利用したデータ追跡システム
第7回
これからは県内自給率の向上が大きなテーマ
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